「付加価値は何ですか?」
新聞やテレビなどのメディアやビジネスの場で、「付加価値」をよく耳にします。
意味が二つあるので注意したい。
付加価値の読み方
これは、
「ふかかち」
と読みます。
付加価値の意味
これは、
「商品などに付け加えられた他にはない独自の価値」
または、
「生産過程で新たに加えられた価値」
という意味です。
「付加」は「付け加える」の意味となるので、
「元となるものに付け加えた価値」という意味になります。
元々は経済用語で、原材料を加工して原材料を上回る価値を得る、
その差を「価値が付加される=付加価値」と言っていました。
簡単に言うと、原価100円のものが1000円で売れる。この900円が付加価値です。
このように付け加えた価値全般のことを付加価値と言います。
例えば、「労働の付加価値」。
お金が貰えるという基本の価値に加え、英語が学べる。
この英語が学べることを付加価値とも言います。
商品の付加価値については、
他社にはないオリジナルな価値を表すことが多いです。
例えば、「冷めないマグカップ」。
マグカップという基本の価値に加え、冷めないという付加価値。
普段耳にするのはほぼこの付加価値です。
経済用語としてはちょっと意味が違うので、そこだけ気を付けたい。
付加価値の使い方
・研究開発により新たな付加価値を生み出してきた。
・付加価値の高い住宅を開発する。
・サービスの付加価値を高めることに注力する。
以上、付加価値の意味と読み方とはでした。