「天地無用でお願いします。」
宅配での注意シールなどによく見かける言葉です。
なぜその意味になるのか？と意味は知っておこう。
天地無用の読み方
これは、
「てんちむよう」
と読みます。
天地無用の意味
これは、
「上と下を逆にしないでください」
という意味です。
ほぼ宅配業界専門となる四字熟語です。
ダンボールに「天地無用」と書かれたシールを貼り、
「壊れるからひっくりかえすな！」と注意をする目的です。
天は上（空）、地は下（地面）という意味になり、
「無用」は「いけません、禁止」という意味です。
よって、｢引っくり返したらダメよ｣という意味になります。
「無用」を「関係ない」という意味に捉える人が多いようです。
したがって「上下を気にしなくていい」と解釈する人が多く、悩みの種のようです。
なぜこう間違うのか？ですが、
「天地」は｢天地する｣の略だからです。
「天地する」は｢引っくり返す｣という意味になり、
それに「無用」で、「ひっくり返してはいけない」となる。
シールなので短い言葉で伝える必要があり、天地無用と書いていますが、
そうでない場合は「逆さまにしない」と誰もが勘違いしない言い方をするのが良いでしょう。
天地無用の使い方
・これは天地無用の荷物です。
・ガラス製品なので天地無用のシールを貼る。
・天地無用のものがないか調べる。
以上、天地無用の意味とはでした。