「汎用」
地味に誤読しやすい熟語です。
「ぼんよう」ではありません。
「ボン」と読むのは「平凡」の方。
汎用の読み方
これは、
「はんよう」
と読みます。
先ほど紹介した「凡」ですが、
こちらは「はん」とも「ぼん」とも読みます。
漢読み、呉読みの違いです。
汎用の意味
これは、
「広くいろいろな方面に用いること。また、そのもの」
という意味です。
「汎」は 「広く行き渡る」という意味になります。
語源は「風を受けて速く流れる」という意味。
「川」と「風」を意味する漢字です。
この意味からか、「(船が)漂う」という意味になり、
「広く、どこまでも」という意味になったようです。
「用(もちいる)」を合わせると、
「広く用いる」という意味になる。
「何にでも使える」と考えるとわかりやすい。
汎用の使い方
・スマートフォンは汎用性の高いツールだ。
・汎用機として発売された新製品。
・汎用品の軍事転用を防ぐ。
以上、汎用の意味と読み方とはでした。