「当方の予想は次の通りです。」「自分」という意味で使うのはちょっと間違いだったりするので、意味はしっかり知って使うようにしましょう。
当方の読み方
これは、「とうほう」と読みます。
当方の意味
これは、「自分の属している方」
という意味です。よって冒頭の例文は、「私共の予想は次の通りです」と、自分が属している組織のことを表します。「自分」という意味で使う人もいますが、これは間違いです。自分の組織全体のことになるので、個人的な考えを「当方の考えはこうです」とすると、大きな問題になる可能性があります。口癖になっている人は十分に注意しましょう。
ただ、その「私」や「自分」のこととしてもよく使われるので、次第にその意味も正しくなるかもしれません。
前後の流れで相手が言う当方の意味を考えたい。対義語は「先方(せんぽう)」です。これも「相手が属している方」となるので、相手の会社のことを表すことが多いです。
当方の使い方
・当サービスの利用について、当方は一切の責任を負いません。
・注文確認後、当方からメールを送信いたします。
・当方のミスで大変申し訳ございません。
以上、当方の意味でした。