「アラカルトもご用意しております。」
飲食店のメニューでよく見かけます。
「ア・ラ・カルト」と書く場合もあります。
フランス語で「a la carte」。英語でも使います。
アラカルトの意味
これは、
「一品料理、一品料理の、お好み料理の」
という意味です。
本来の意味は「献立表によって」という意味。
コース料理ではなく、メニューから選ぶ料理のことを表します。
フランス語の「carte」は四角い紙(地図など)を表す言葉。
フランスの飲食店の場合は一品料理の献立表を表します。
「la」は英語の「The」と同じ。
「a」は「~で、~に」という意味なので、
「一品料理の献立表で」という意味になる。
したがって、メニュー表に「アラカルト」と書いてあれば、
それは「一品料理」のことです。
枝豆、ポテトフライ、などなど。
英語では「一品料理」を表す言葉が無いので、
英語でも「a la carte」を使うようです。
したがって、ジャンル関係なくよく使われます。
カタカナ語では「いろいろな項目」という意味でも時々使われます。
「五輪男子ゴルフの知っておくべきアラカルト」など、
こういった使い方の場合は「あれこれ」と訳しておきましょう。
ただ、やはりこれは誤用と言ってもいい使い方。
止めておきたい。
アラカルトの使い方
・アラカルトメニューをご提供いたします。
・アラカルトから好きな2品を選べる。
・飲み放題はアラカルトでも選択できます。
以上、アラカルトの意味とは?でした。