「図面を薄紙にトレースする」
イラストの上達法としても定番です。
「トレス」と言うこともあります。
英語では「trace」。
トレースの意味
これは、
「なぞって写す、追跡する」
または、
「通った跡、痕跡」
という意味です。
語源はラテン語の「引くこと」を意味する言葉。
これが「車を引く=跡が残る」を表し、
「痕跡、追跡する、あとを写す」などの意味になりました。
「イラストをトレースする」は、
「上からなぞって写す」という意味。
見て写すのではなく、見本の上に半透明の紙を引いたり、
デジタルだとレイヤーを半透明にして写すことを表します。
「模倣、盗作」した可能性のある画像などは
「トレース疑惑(トレス疑惑)」と言われます。
「パクリ」の中でも、「丸写し」というレベルがトレースです。
また、本来の意味である「通った跡」の意味として、
「トレース機能を搭載=追跡機能」と、対象物を追跡する意味でも使います。
また、そうした「追跡して辿れること」を、
「トレーサビリティー(traceability)」と言います。
こちらもよく使うので覚えておきたい。
このように、「線を写す」「通った跡」の意味で考えると、
おおよそ理解できるでしょう。
トレースの使い方
・動きをトレースするロボット。
・パーツの内側に追跡用のトレースコードを組み込む。
・写真をトレースして、表情の勉強をする。。
以上、トレースの意味とは?でした。