「キャビンアテンダント」
「乗務員」と訳されますが、直訳ではない。
本来の意味を知っておきたい
英語は「attendant」。
アテンダントの意味
これは、
「付き添いの、随行の」
または、
「付き添い人、随行員、接客係」
という意味です。
アテンダントは名詞型と形容詞型があるため、こう分かれます。
カタカナ語としては、ほぼ名詞型で使われています。
元は動詞型の「アテンド(attend)」で、
語源はラテン語の「~へ向ける」という意味の言葉。
「心を向ける、注意する」という意味になります。
それに「ant(~するもの、~性の)」を付けて、
「心を向けるもの=世話をするもの」とした言葉です
飛行機の「キャビン・アテンダント(客室乗務員)」は「世話をする人」のこと。
その意味から乗務員、随行員の意味で使われます。
なお、電車の乗務員はただ「アテンダント」と呼ばれています。
もう一つの名詞型として、「アテンション(attention)」があります。
こちらは「~へ心を向けること=注意、注目」の意味です。
「アテンションプリーズ」は「注目下さい」という意味です。
動詞型の「アテンド」は、
「注意する、出席する、世話をする、付き添う」といった意味の言葉です。
カタカナ語では「世話をする」の意味でよく使われます。
「アテンド」系はカタカナ語でよく使われるので、
これらの意味を理解し、しっかり使い分けたい。
アテンダントの使い方
・キャビンアテンダントに転職した。
・アテンダントにお申し付けください。
・フライトアテンダントが喧嘩して離陸が遅れた。
以上、アテンダントの意味とは?でした。