「アピアランスケアに取り組む」
ガン治療などの話題で時々見かけます。
二つの意味があるので、和訳は少しだけ注意です。
英語は「appearance」。
アピアランスの意味
これは、
「外見、外観」
または、
「出席、出演」
という意味です。
冒頭の「アピアランスケア」は「外見を気にかける」となります。
例えば、抗がん剤にて脱毛した患者のケアなどです。
語源はラテン語の「~へ進み出る(見えてくる)」という意味の言葉。
その意味から「姿を見せる」となり、「出頭、出席、出演」の意味になります。
また、その姿自体(外観)のことを表すようにもなりました。
カタカナ語では「外観」の意味で使われることが多いです
「特別感の高いアピアランスを主張」は「外観を主張」という意味。
「店頭にアピアランス」は「店頭に姿を見せる=並ぶ」という意味。
「アピアランスマネー」は「出演料」です。
「外観」の意味が合わない場合はこちらの意味を考えたい。
この言葉は名詞型です。
したがって、「アピアランスを」といった使い方になります。
動詞は「アピアー(appear)」となり、
「アピアーする(出演する)」という使い方になります。
しかし、カタカナ語としてはほぼ使われません。
名詞ということを意識して、間違えずに使いたい。
アピアランスの使い方
・一新したアピアランスが変更点として目立つ。
・アピアランス支援センターへ行く。
・個性的なアピアランスを生み出す。
以上、アピアランスの意味とは?でした。